内覧レポート

【内覧レポート】世界中から美術品が集まる、日本最大級のアートフェアが今年もやってきた!

美術館で作品を見るのもいいけれど、実際にアートの売買の場に立ち会ってみるのはどうだろう?アートフェア東京は、毎年春に開催されている国内最大級の国際的なアートの見本市だ。国内外からギャラリーが出展し、古美術・工芸から、日本画・近代美術・現代アートまで、幅広いジャンルの作品が展示・販売される。

16日のオープニングは、花士 珠寳(はなのふ しゅほう)がデモンストレーションで製作した生け花が献花されて華やかに開幕し、安倍昭恵夫人や文化庁長官、モデルの香里奈たちとともにイベントの開催を祝った。

会場を入ってすぐのロビーギャラリーでは、スプツニ子!とランボルギーニ・ラウカンRWDがコラボレーションしたアートカーが来場者を出迎える。2012年から続く当企画初の女性アーティストによるアートカーは、洗練されていながらエネルギーを感じるボディだ。同じ場所には、ミャンマーを代表する画家ウー・ルン・ジゥェ(U Lun Gywe)と東京大学大学院農学生命科学研究科木質材料学研究室設計の「installation kaguya」がコラボレーションしている。ウー・ルン・ジゥェは、現代ミャンマー絵画の父のような存在だという。美国の豊かな自然と鮮やかな色彩で表現した作品が、最先端の木質構造学から成るパビリオンと融合している。

ウー・ルン・ジゥェと「installation kaguya」のコラボレーション

ミラノ、ソウル、北京…。国内外から集まる現代アートにときめく

ミラノのギャラリーDEP ARTのブースは見応えある海外アーティストの作品が展示されている。

ギャラリーエリアにはなんと150軒ものギャラリーが出展している。一般来場者向けにガイドツアーも実施している。エリアはノースウィングとサウスウィングに分かれている。ノースウィングは、日本の伝統工芸を生かした作品や日本画・古美術などが中心で、サウスウィングは海外の作品や、より現代を取り入れた作品が並ぶ。会場入り口でもらえる地図をチェックして、お目当のギャラリー付近を中心に見てから全体を回るといいだろう。

宇野 亜喜良の作品は漢字の独自の解釈を行っている。

今注目の現代アーティスト塩田千春の作品。

Jun Matsushima (松島 純)の絵画は踊り子の躍動感が見る側にも伝わる。

上根拓馬による立体造形は、新しい解釈の仏教彫刻かもしれない。

数百万から数万まで、価格帯は様々だ。主催者側によると、日本のアート産業の市場規模は推定3,341 億円だという。洋服やバッグも素敵だけれど、これを機会にお気に入りの作品を手元に置いてみるのはどうだろう。

Top画像:ライブペインティングを行うRon English

開催期間 2017 年3月17日(金)− 3月19日(日)

時間 (一般会期)3月17日(金) 13:00 〜 20:00

3月18日(土) 11:00 〜 20:00

3月19日(日) 10:30 〜 17:00

会場 東京国際フォーラム・ホールE及びロビーギャラリー

住所 東京都千代田区丸の内3-5-1

公式ページ https://artfairtokyo.com/2017

 

長野県生まれ。19世紀イギリス・アイルランドの歴史や文化を研究しつつ、ライターとして活動している。アカデミアで行われている研究を、より多くの人に価値あるコンテンツとして届けたいと日々考えている。

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