展覧会情報

N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅 – 多彩な表現技法を駆使した作品

森美術館では20172月4日から6月11日まで「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」が開催されている。

N・S・ハルシャ ポートレイト  撮影:御厨慎一郎 写真提供:森美術館

N・S・ハルシャは1969年インド南部のカルナータカ州マイスールに生まれ、現在もマイスールに拠点をおいて活動している。

ハルシャ絵画の特徴は一つの作品に人や動物などモチーフが反復して描かれている点が挙げられる。遠目で見ると一つの集団のように見える絵も、近くまで寄って見てみると、それぞれの細かな部分(例えば表情や仕草、衣服など)が全てが異なっており、個性や特徴が浮き上がってくるのである。

N・S・ハルシャ 《ここに演説をしに来て》(部分) 2008年 アクリル、キャンバス 182.9 ×182.9 cm(×6)

まるで一つの国家でありながら、言語や宗教、文化が異なるインドの多様性を作品の中で映し出しているように見て取れる。

今回の展覧会では、ハルシャの1995年以降の主要な作品を網羅しながら、現実世界の不条理、具象と抽象、イメージの繰返しなど、彼の実践に一貫して見られる関心を掘り下げる。南インドの伝統文化や自然環境、日々の生活における人間と動植物との関係など、自らを取り巻く「生」と真摯に向き合いながら、独自の立ち位置を確立してきた作家、ハルシャの20年間にわたる作品の数々を是非堪能していただきたい。

N・S・ハルシャ 《空を見つめる人びと》 2010 / 2017年 アクリル、合板 975.4 × 488 cm 展示風景:「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」森美術館、2017年 撮影:椎木静寧 写真提供:森美術館 Courtesy: Victoria Miro, London

トップ画像 N・S・ハルシャ 《ここに演説をしに来て》 2008年 アクリル、キャンバス 182.9×182.9 cm(×6)

開催期間 2017年2月4日(土)〜 6月11日(日)

時間 10:00-22:00(火曜は17:00まで)
※いずれも入館は閉館の30分前まで
※会期中無休

会場 森美術館

住所 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階

公式HP N・S・ハルシャ展

About

同志社大学卒業。日本生命相互会社、朝日税理士法人、HIPHOPダンサーを経て起業。現在は世界中のアンティークやアート、クラシックカメラを販売する会社を経営している。また、ライターとして雑誌やwebを始めとした媒体で執筆やインタビューなども手がける。

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