展覧会情報

細密さと大胆さが同居する「バベルの塔」とネーデルラント美術

東京都美術館では、2017年4月18日(火)から7月2日 (日)まで「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ―」を開催する。ブリューゲルの代表作の一つである「バベルの塔」が、24年ぶりに来日する。「バベルの塔」を俯瞰する構図のスケールの大きさと細部までこだわったリアルな表現は必見だ。

ヒエロニムス・ボス 聖クリストフォロス 1500年頃 油彩、板 Museum BVB, Rotterdam, the Netherlands (Koenigs Collection)

ブリューゲルの作品の他にも、彼や後世の画家たちに多大な影響を与えた奇才ヒエロニムス・ボスの絵画も来日する。両者ともネーデルラント美術を代表する巨匠である。

ネーデルラント美術(フランドル美術)とは14世紀末から16世紀末にかけて現在のベルギーとオランダにまたがる地域で発達した美術である。初期は細部にまで至る写実的な描き込みが特徴だったが、後に写実性にこだわらない理想的な絵画表現に学んだ作品も作られた。聖書の主題の他、民衆の風俗を描写したりする作品も現れてきた。そうした特徴はもちろん、ネーデルラント美術を代表するブリューゲルやボスにも見ることができる。目を凝らして、画家の描いたディティールをじっくり楽しみたい展覧会だ。

ピーテル・ブリューゲル1世、彫版:ピーテル・ファン・デル・ヘイデン 大きな魚は小さな魚を食う 1557年 エングレーヴィング Museum BVB, Rotterdam, the Netherlands

 

TOP画像:ピーテル・ブリューゲル1世 バベルの塔 1568年頃 油彩、板 Museum BVB, Rotterdam, the Netherlands

 

開催期間 2017年4月18日(火)~7月2日 (日)

休室日 月曜日(ただし5月1日は開室)

時間 9:30~17:30、金曜日は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)

会場 東京都美術館 企画展示室

住所 東京都台東区上野公園8-36

公式ページ  ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ―

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です