展覧会情報

ルネサンス2大巨匠の対決!〜レオナルド×ミケランジェロ展

三菱一号館美術館では、2017年6月17日(土)から9月24日(日)まで「レオナルド×ミケランジェロ展」を開催します。ルネサンスの2大巨匠であるダ・ヴィンチとミケランジェロの素描を同じ空間で見比べることができる日本初の展覧会です。

 

ミケランジェロ・ブオナローティ
《<レダと白鳥>の頭部のための習作》

1530年頃
カーサ・ブオナローティ
©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti

レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ・ブオナローティは、「宿命のライバル」と言われています。年齢はダ・ヴィンチが23歳も年上ですが、二人ともルネサンス運動を牽引した天才。当時から名を馳せていた彼らは互いを意識したとも言われており、様々な折に芸術に関して異なる見解を残しています。

レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロの絵画が日本に展覧会にやってくることは、そう珍しくないかもしれません。けれど、両者の作品を同じ空間で見比べることのできるようなキュレーションの展覧会はそうないでしょう。たとえば二人は、「レダと白鳥」というギリシア神話を題材にした絵を描いています。残念ながらそれらは今では失われてしまっていますが、本展では追随者による模倣作品が展示され、オリジナルの姿に想いを馳せることができます。

レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく
《レダと白鳥》

1505-10年頃
ウフィツィ美術館
©Firenze, Gallerie degli Uffizi, Gabinetto fotografico delle Gallerie degli Uffizi

フランチェスコ・ブリーナ(帰属)
《レダと白鳥(失われたミケランジェロ作品に基づく)》

1575年頃
カーサ・ブオナローティ
©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti

画家によって、同じテーマでも全くことなった作品になるのを見比べるのは、とても面白いし、時代や画家に対する理解も深まります。ルネサンスとその巨匠たちに対する知見を深める絶好の機会となりそうです。

トップ画像:レオナルド・ダ・ヴィンチ《大鎌を装備した戦車の二つの案》1485年頃 トリノ王立図書館 ©Torino, Biblioteca Reale

開催 2017年6月17日(土)〜9月24日(日)

休館日 月曜日(但し、祝日は開館)

時間 10:00~18:00(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで

会場 三菱一号館美術館

住所 東京都千代田区丸の内2-6-2

公式HP レオナルド×ミケランジェロ展

 

長野県生まれ。19世紀イギリス・アイルランドの歴史や文化を研究しつつ、ライターとして活動している。アカデミアで行われている研究を、より多くの人に価値あるコンテンツとして届けたいと日々考えている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です