展覧会情報

AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲

みなさんもおそらく一度は聞いたことがある名前「深澤直人」
もし、この名前にピンとこない人でも、auのデザイン携帯の先駆けとなった「INFOBAR」や、±0の加湿器をデザインをしたデザイナーだと言われれば、ピンと来る人も多いのではないでしょうか。日本だけではなく、世界で活躍する深澤直人の国内初の個展がパナソニック 汐留ミュージアムにて、
2017年7月8日(土)から10月1日(日)まで開催されます!

≪加湿器≫ ±0, 2004年, NAOTO FUKASAWA DESIGN 蔵

 

世界中でその名を轟かせている深澤直人は、ALESSI、ARTEMIDE、B&B ITALIA、BOFFI、DANESE、MAGIS、BELUX、LAMY、THONET、HERMAN MILLERなど世界を代表するブランドのデザインや、国内ではパナソニックや無印良品、マルニ木工などのデザインやコンサルティングを多数手がけており、電子精密機器から家具、インテリアに至るまで、手がけるデザインの領域は幅広く多岐に渡っています。彼の作品の中で重要な言葉、「行為に相即するデザイン」「意識の中心」「ふつう」「輪郭」「典型」。今回の展示会のタイトルにもなっている「Ambient」本来では直訳すると「環境」となるこの言葉は彼は、「周囲」「雰囲気」と捉えています。環境の中から「もの」の輪郭と導き出そうとする彼のデザインプロセスは、まるでそのものがその環境で、その形で生まれてきたかのような空間に溶け込むものを生み出します。ものと空間がお互いに作用し、「いい雰囲気」が醸し出されるのです。

今回の展示ではなんと、約90点もの作品展示が行われ、深澤直人が求めているAmbientを実際に肌で感じられるように、展示室は居住空間に見立てられて展示が行われます。

≪ISSEY MIYAKE TWELVE NYOP001≫、 セイコーウォッチ株式会社、2015年、セイコーウォッチ株式会社 蔵

 ≪HIROSHIMA アームチェア≫、 マルニ木工、 2008年、 株式会社マルニ木工 蔵

シンプルなデザイン。不必要なものを削ぎ落としたデザインは、時として冷たさや無機質を感じさせます。深澤直人の作品からそれらが感じられないのは、彼のデザイン哲学でもある「行為に相即するデザイン」が鍵なのかも知れません。無意識に環境と関わることは、多くの人が共感することのできる普遍的なデザインと考えられた彼のデザイン。細部までこだわられたフォルムひとつひとつに優しさが感じられ、とても身近な存在感を同時に感じることができます。

トップ画像:《Cha クリーマー》ALESSI、2015年、アレッシィショップ青山 蔵

展示会情報

AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展
会期:2017年7月8日(土)~10月1日(日)

会場:パナソニック 汐留ミュージアム(東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F)
開館時間:午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
休館日:水曜日、8月14日(月)~16日(水)

一般問合せ:03-5777-8600(NTTハローダイヤル)
ホームページ:AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展

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