展覧会情報

日本の住宅、これからどうなる?「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展

東京国立近代美術館では2017年7月19日から10月29日まで「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展を開催します。

「日本の家」といえば、畳や床の間、襖や障子といった和のスタイル。でも最近はそれらを見かけることが、ぐっと減ってきました。

今、日本の住宅建築は、どのように整理できるのでしょうか?そしてこれから、どのようなスタイルへと向かっていくのでしょうか?
東京国立近代美術館「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展は、その答えと、これからを考える手がかりを提供してくれるはずです。

 

丹下健三 住居(1953) 写真提供:内田道子

 

実はハイレベル!日本の住宅建築

現在、日本の建築が世界で高く評価されていることをご存知ですか?
建築界のオリンピックこと、ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展で、昨年日本館は特別表彰を受賞しました。また、これまで6組もの日本人が、建築界のノーベル賞とよばれるプリツカー賞を受賞しています(国別では米国に続いて第2位の受賞数!)。

戦後日本の建築界は、とりわけ「住宅」というジャンルを飛躍的に発展させ、数多くの傑作を生み出しましたが、これは他国に例を見ません。(日本の場合、建築家が個人住宅を手がけることが多々ありますが、欧米の多くの国では、建築家の仕事の中心は公共施設なのです。)
私たちは本展で、より身近な「住宅」という形で、世界的に評価の高い日本人建築家の作品を、400点を超える模型・図面・写真・映像などを通じて楽しむことができますが、これは実はとっても贅沢なことなのです!

 

伊東豊雄 中野本町の家 / White U(1976) 写真:多木浩二

 

名作から話題作まで

本展に登場する建築家は、
青木淳、アトリエ・ワン、安藤忠雄、石山修武、伊東豊雄、乾久美子、菊竹清訓、隈研吾、坂本一成、篠原一男、白井晟一、清家清、妹島和世、丹下健三、西沢立衛、長谷川逸子、長谷川豪、藤井博巳、藤本壮介、藤森照信、山本理顕、吉阪隆正、吉村順三、アントニン・レーモンドなど56組。
プリツカー賞受賞者を含む、錚々たる建築家の名が並びます!

重鎮建築家の名作のほかに、若手建築家の話題作や無印良品の住宅商品シリーズなど、幅広い作品が取り上げられていることも、本展の魅力です。

ローマ、ロンドンにて先行開催され、今回満を持しての東京開催。日本の住宅建築が今、注目されています!

 

西沢立衛 森山邸(2005) ©︎ホンマタカシ

トップ画像:藤本壮介 House NA(2011) ©︎Iwan Baan

 

展覧会情報

「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」
The Japanese House : Architecture and Life after 1945

会 期:2017年7月19日(水)〜10月29日(日)
会 場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー
〒102−8322 東京都千代田区北の丸公園3−1
開館時間:10:00 – 17:00 (金・土曜は21:00まで) 入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(9/18、10/9は開館)、9/19(火)、10/10(火)
アクセス:東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口より徒歩3分

東京国立近代美術館webサイト「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」

何気なく足を運んだ美術館の展覧会に魅了され、当時勤めていた会社を辞めて、アート業界へ。ギャラリー、財団、アートオークション会社などで経験を積み、現在はフリーライターとして活動中。

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