展覧会情報

人気建築家安藤忠雄キャリアの集大成!過去最大規模の展覧会

国立新美術館では、2017年9月27日から12月18日まで「安藤忠雄展-挑戦-」を開催します。

最も有名な日本人建築家のひとり、安藤忠雄。

元プロボクサーで、建築を独学で学んだという異色の経歴を持ちながら、プリツカー賞や文化勲章など国内外の大きな賞を多数受賞している、世界的スターな建築家です。彼の手がけた「東急東横線渋谷駅」や「表参道ヒルズ」を利用されたことのある方は多いのでは?

そんな彼の半世紀にわたるキャリアの集大成、過去最大規模の安藤忠雄展が、国立新美術館にて開催されます。模型やスケッチ、ドローイングなど200点余りの設計資料が展示され、私たちは安藤忠雄の思考プロセスを追体験することができます。

表参道ヒルズ,2006年,東京都渋谷区 (撮影:松岡満男)

3つの見どころ!

「安藤忠雄展-挑戦-」見どころは
✔︎ 安藤建築の原点、住宅の代表作品を一挙公開!
✔︎ 「直島×安藤忠雄」の30年間を俯瞰する、圧巻の空間インスタレーション!
✔︎ 代表作「光の教会」を、原寸大で野外展示場に再現!

ということで、以下では、その見どころを簡単にご紹介します。

①安藤建築の原点「住宅」
安藤忠雄にとって「住宅」は人間の生活の原点であり、建築の原点でもあります。打ち放しコンクリート、シンプルな幾何学的造形、自然との共生といったキーワードに象徴される安藤建築の原型は、住宅建築にて完成しました。
本展では、初期の代表作から近年の圧倒的スケールの海外作品まで、100を超える住宅作品のハイライトが一挙に公開されます。

住吉の長屋,1976年,大阪府大阪市 (撮影:新建築社 写真部)

②感性を磨く芸術の島「直島」圧巻のインスタレーション
瀬戸内国際芸術祭で有名な香川県の直島。瀬戸内海に浮かぶアートな島です。安藤忠雄はここに、地中美術館、ベネッセハウスミュージアム、李禹煥美術館など7つの建築を作りました。これらの建築はアート作品と強く結びつき、島の自然に溶け込んでいます。島とアートと建築とが一体となった直島、それ自体がひとつの芸術といえます。
本展では、エリア全体の模型と映像とを組み合わせた空間インスタレーションが登場します。

直島の一連のプロジェクト(香川県直島町) 模型,香川県直島町

③原寸大で再現!代表作「光の教会」
プロテスタントの教会らしく禁欲的で、シンプルな空間となっている「光の教会」。正面に穿たれた十字架の開口部から差し込む光が、礼拝堂内を厳かに照らします。厳しい予算制限のもと、極限までデザイン要素を削ぎ落として生まれた、祈りの空間です。
本展では、この「光の教会」が原寸で再現されます!

光の教会,1989年,大阪府茨木市 (撮影:松岡満男)

以上、3つの見どころをご紹介しました。
本展ではこのほかに、”都市ゲリラ” 安藤の「余白の空間」、歴史的建造物の再生プロジェクト、環境デザインなどにも迫ります。

今年の秋冬は、本展を通じて安藤忠雄建築を掘り下げ、その魅力の理由に迫ってみませんか?

 

トップ画像:プンタ・デラ・ドガーナ,2009年,ヴェニス/イタリア(撮影:© Palazzo Grassi SpA. Foto: ORCH, orsenigo_chemollo)

展覧会情報

国立新美術館 開館10周年「安藤忠雄展-挑戦-」
TADAO ANDO: ENDEAVORS
会 期:2017年9月27日(水)~12月18日(月)
休館日:毎週火曜日
開館時間:10:00~18:00 金曜日・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
会 場:国立新美術館 企画展示室1E+野外展示場

展覧会ホームページ「安藤忠雄展-挑戦-」

何気なく足を運んだ美術館の展覧会に魅了され、当時勤めていた会社を辞めて、アート業界へ。ギャラリー、財団、アートオークション会社などで経験を積み、現在はフリーライターとして活動中。

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