展覧会情報

日本の考古学の“今”がわかる!「発掘された日本列島2017」展

江戸東京博物館では、2017年6月3日から7月23日まで「発掘された日本列島2017」展を開催します。

考古学ロマン!

「発掘された日本列島」展は、近年特に注目された出土品を中心に、毎年開催されている、現代日本考古学の成果がつまった展覧会です。実は毎年約8,000件近い発掘調査が国内で行われているのだとか。歴史ロマンにあふれた、知的好奇心をくすぐられる展示となります!

 

水中遺跡に興奮!

海に囲まれた、島国、日本。
この国には、水にまつわる歴史がたくさんうずまっていると考えられています。

本展では、
✔︎ 幕末、函館五稜郭で最期まで戦った男たちが、北の地へ渡るために乗り込んだ「開陽丸」
✔︎ 蒙古襲来(元寇)の史実を証明する「てつはう」
などが発掘された、注目の水中遺跡7つが登場します!

 

新発見考古速報!

そして、大きな見どころの一つ、全国の発掘調査のうち特に注目を集めた17遺跡の、速報的展示が登場します!

たとえば、
・ 縄文時代の漆塗り土器!が出土した押出遺跡(山形県)
・ 流水文様の珍しい銅鐸が発見された神明遺跡(岡山県)
・ 飛鳥時代の日本最古級のカギが見つかった飛鳥京跡苑池(奈良県)
・ 弥生時代の水稲農耕集落の様子がうかがえる中里遺跡(神奈川県)

など。日本人が営々と刻んできた歴史に迫ろうとする研究の今を、感じることができます。

漆塗り土器 押出遺跡 山形県教育庁所蔵 縄文時代前期

 

このほかにも、江戸の町屋敷を四谷1丁目遺跡を通じて紹介する地域展や、東日本復興事業に伴う発掘調査報告など、見どころがたくさんです。

今年で23回目となる本展。「発掘された日本列島」展をきっかけに、歴史に想いを馳せる豊かな時間をつくってみてはいかがでしょうか。

 

トップ画像:銅鐸 神明遺跡 岡山県古代吉備文化財センター所蔵 弥生時代中期~後期

 

展覧会情報

「発掘された日本列島2017」

会期:2017年6月3日(土)~2017年7月23日(日)
会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室内 5F企画展示室
・JR 総武線 両国駅西口、徒歩3分
・都営地下鉄大江戸線「両国駅(江戸東京博物館前)」A4出口、徒歩1分
・都バス:錦 27 ・両 28 ・門 33 系統、墨田区内循環バス「すみだ百景すみまるくん・すみりんちゃん(南部ルート)」「都営両国駅前(江戸東京博物館前)」下車、徒歩3分
開館時間:午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで)※入館は閉館の30分前まで
7月21日(金)は午後9時まで開館。
休館日:7月17日(月)を除く毎週月曜日、7月18日(火)

東京都江戸東京博物館webページ「発掘された日本列島2017」

何気なく足を運んだ美術館の展覧会に魅了され、当時勤めていた会社を辞めて、アート業界へ。ギャラリー、財団、アートオークション会社などで経験を積み、現在はフリーライターとして活動中。

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