展覧会情報

思いついても普通やらない、やれない!「そこまでやるか」壮大なプロジェクト展

21_21 DESIGN SIGHT は 2017年6月23日から10月1日まで「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」を開催します。

本展では、不可能ではないかと思われるようなプロジェクトを実現させてきたクリエイターたちによる「壮大なプロジェクト」を紹介します。

例えば、本展の参加作家、西野達の「The Merlion Hotel (Singapore Biennale 2011)」 という作品は、シンガポールの観光名所として有名なマーライオン像を囲い、パブリックな空間をホテルの一室というプライベートな空間へと変えました。

本当にやったの?と確認したくなってしまう、驚きとワクワクを与えてくれる作品たち。しかし、その実現のために、作家が資金や技術的な問題など様々な困難に直面したであろうことは想像に難くありません。それらを乗り越えた作品には必ず、作家の強い意志と情熱、そしてそれを支える人々の協働が存在します。

このような作品の持つ楽しさや、人を巻き込む力、広がっていく喜びを伝えるため、本展では、作家のインタビュー映像やスケッチなどを展示、加えて、多様な新作インスタレーションが登場します!

 

風景が変わるとこんなにも楽しい

2016年6月、クリストとジャンヌ=クロードは、イタリアのイセオ湖に3 kmの布の浮き橋を出現させました(「フローティング・ピアーズ」)。本展では、風景を一新してしまう作品の物理的なスケールだけでなく、実現のために費やされた時間のスケールなど、多様な“壮大さ”を、映像や写真などを通じて伝えます。
世界的に有名な彼らの、本展のために録り下ろされたインタビュー映像と、世界初公開となる「フローティング・ピアーズ」のドキュメント映像が注目されます。

フローティング・ピアーズ、イタリア・イセオ湖、2014 -16 でのクリスト(Photo: Wolfgang Volz)

 

立体なのに平面に見える?!

風景の中に現れる平面的な幾何学模様。ジョルジュ・ルースは、人の錯視を利用したサイトスペシフィックな作品(特定の場所のために作られた作品)を発表しています。彼の作品は、緻密な構造計算と現場の人々とのコラボレーションによって生まれてきました。
本展に登場する新作インスタレーションでは、彼の作品世界を実際に体感することができます!

ジョルジュ・ルース 「Project Tokyo 2017」© Georges Rousse

 

型破りなプロジェクトたちは、私たちが普段当たり前と思っている価値観や常識を考え直すきっかけを与えてくれます。それはきっと、新しくて面白い何かを生み出すための一歩となるのではないでしょうか。

ヌーメン/フォー・ユース 「Tape Paris」(Palais de Tokyo / Inside, 20.10.14.-11.01.15.) © Numen/For Use

トップ画像:西野達 「The Merlion Hotel (Singapore Biennale 2011)」

 

展覧会情報

21_21 DESIGN SIGHT 企画展「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」

会 期:2017年6月23日(金)〜10月1日(日)
休館日:火曜日
閉館時間:10:00〜19:00(入場は 18:30 まで)
会場:21_21 DESIGN SIGHT
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
都営地下鉄大江戸線・東京メトロ日比谷線六本木駅、千代田線乃木坂駅より徒歩 5 分

21_21 DESIGN SIGHT webサイト『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展

何気なく足を運んだ美術館の展覧会に魅了され、当時勤めていた会社を辞めて、アート業界へ。ギャラリー、財団、アートオークション会社などで経験を積み、現在はフリーライターとして活動中。

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