展覧会情報

料紙のよそおい – ドレスのような紙を纏った言葉たち

五島美術館では2017年6月24日(土)〜7月30日(日)まで、「館蔵 優品展―料紙よそおい―」を開催します。

館蔵品の中から約70点の作品が、「染める」「漉きこむ」「摺る」「撒く」などの料紙装飾に関わるキーワードを元に選ばれ、展示されます。

美しい紙のよそおい

重要文化財 久能寺経 法華経序品 巻第一
平安時代・12世紀 五島美術館蔵

 

ただの紙と侮るなかれ、展示されている料紙には様々な技術が美しく施されています。その目的は書の魅力をより引き出すためであったり、信仰の証であったりと様々です。

藍色の染料を混ぜて漉きこんだ上に銀の揉箔(金銀箔を揉みくだいて細かくしたもの)を散らしたり、金や銀で界線を引いて金銀の切箔(小さな正方形に切った箔)等を散らしたり、素晴らしい技術と工夫が薄い紙の中に凝縮されているのです。

重要文化財も複数登場

重要文化財 寸松庵色紙 伝 紀貫之筆
平安時代・11世紀 五島美術館蔵

 

こちらの寸松庵色紙 伝 紀貫之筆(すんしょうあんしきし でん きのつらゆきひつ)は11世紀・平安時代のもので、重要文化財です。この他にも8点ほどの重要文化財が展示される予定。ぜひ会場で、ドレスのような美しい紙を纏った言葉たちをご鑑賞ください。

※会期中一部展示替えがあります。

トップ画像 : 石山切(伊勢集) 平安時代・12世紀 五島美術館蔵

展示会情報

開催期間 2017年6月24日(土)~7月30日(日)

休館日 毎週月曜日
※ただし7月17日(月・祝)は開館、翌18日休館

時間 10:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで

会場 五島美術館

住所 〒158-8510 東京都世田谷区上野毛3-9-25

公式HP 館蔵 優品展―料紙よそおい―

東京都出身、慶應義塾大学卒。大学在学中、芸術論を研究。国際色豊かなバックグラウンドを持つイラストレーター。イラストについては「Asuka Eo」として活動中。

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