海外アート事情

2012.02.03

海外からも注文殺到!? カタルーニャのユニークな伝統「カガネー」

スペイン(バルセロナ)| カテゴリー:オブジェ  彫刻  

年末年始、欧州各国からのスキー客で賑わう、ピレネーの山間にある小国アンドラの公立美術館で、ピカソ展と同時にカガネーの展覧会が開催されていた。では、ピカソと同時に展示されてしまうカガネーって、一体何でしょう?

海外からも注文殺到!? カタルーニャのユニークな伝統「カガネー」のサブ1写真【大】

丸太人形「カガティオ」のカガネー。ご丁寧にカタルーニャの国旗のたすきをかけている。

地中海沿岸のカタルーニャ地方は、バルセロナが港町なせいか海のイメージが強いが、実は「カタルーニャ人は山で創られる」という古いことわざがあるように、ピレネー山脈へと続く山間部が昔から重要な文化の源のひとつひとつになっている。

そんな農家と山間部から生まれたユニークな風習がカガネー(動詞カガールは排斥する、失敗するの意味)で、子供から大人まで絶大な人気を博している。

海外からも注文殺到!? カタルーニャのユニークな伝統「カガネー」のサブ2写真【大】

これが原型の「農民バージョン」。

南欧では、クリスマスシーズンになると、ツリーの他にPesebreとよばれるキリスト生誕場面を再現する箱庭のようなものをつくる習慣があるが、それがなぜかいつの時代からか、カタルーニャ地方だけ農民版のカガネーが誕生。その他、この人形には大地を潤す「豊穣」への願いが込められているという説もある。


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