2010.07.23
博物館入り口(c) E.I. Edutainment International
香辛料の展示コーナー(写真左)/カレー粉がたっぷりかかったソーセージ(c) E.I. Edutainment International(写真右)
ベルリンの観光スポットといえば、壁、ブランデンブルク門、美術館などいろいろなシンボルを思い浮かべるが、これらと並ぶほど人気を集めているのがカレーソーセージだ。ソーセージは、ドイツを代表する食べ物のひとつだが、カレーソーセージだけをテーマにした博物館とは・・・・
ケチャップをイメージした赤を基調とした館内 (c)Kubix
ベルリン・ミッテのチェックポイントチャーリー近くにあるこの博物館は、昨年8月に開館、カレーソーセージを通してドイツの食文化を知る場所としてベルリン名物のひとつとなった。
館内では、インビス(軽食スタンド)オーナー体験コーナー、カレーソーセージの食材や香料の紹介、歴史や秘伝のレシピ、ファーストフードと環境対策、映画やテレビのシーンに登場したカレーソーセージの活躍などが展示されている。今年5月からは、実際にこのソーセージを試食できるコーナーも登場、子供たちには楽しいゲームもありといつも大賑わいだ。
ちなみに、カレーソーセージが誕生したのは、1949年のこと。ベルリンの小さな軽食スタンドでヘルタ・ホォイウェアさんという女性が始めて売り出したといわれている。
画面を見ながら歴史を知る(写真左)/地域によって異なるカレーソーセージあれこれ(c) E.I. Edutainment International(写真右)
街のあちこちにあるインビスで販売されているこのカレーソーセージは、太くて白いソーセージにケチャップとカレー粉のソースがかかっているだけというとてもシンプルなものだが、急いでいる時や小腹がすいた時にとても便利でしかも味も抜群。「甘辛いソースがたまらない」と、若者や庶民に愛好されているだけではなく、政治家や俳優、スポーツ選手にいたるまでファン層も広い。
地元の味が楽しめるカレーソーセージで新たなベルリンの魅力を発見してみよう。
(文/ヤマモトノリコ)