<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<rss version="2.0">
   <channel>
      <title>現代美術用語辞典 NEW</title>
      <link>http://www.artgene.net/dictionary/</link>
      <description></description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2008</copyright>
      <lastBuildDate>Tue, 27 Jun 2006 17:24:27 +0900</lastBuildDate>
      <generator>http://www.sixapart.com/movabletype/?v=3.21-ja</generator>
      <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs> 

            <item>
         <title>アースワーク</title>
         <description><![CDATA[別名ランドアート。1960年代末のアメリカで発達した、自然を直接の制作素材とする表現様式。美術館への収蔵が不可能なため、もっぱら写真を通じて鑑賞するその形態は、69年のドゥレ画廊での観展で認知された。代表的な作家としては、ユタ州の湖沼に巨大な「螺旋状の突堤」を築いたR・スミッソンやネヴァダ州の大地に「円形の地表」を刻んだM・ハイザー、あるいはN・ホルトやD・オッペンハイムらがいる。人間と自然の交感をテーマとしている点では一種の環境芸術と言えるが、この運動に加担した作家はほとんどが「<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat54/post_78.html" >ミニマリズム</a>」の出身であり、また現象学や場所論を理論的支柱としている点では同時代の「<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat6/post_585.html">アルテ・ポーヴェラ</a>」とも共通していて、この形態がベトナム戦争等の背景をもつこの時代との密接な同調のもとに発達を遂げたことがわかる。大規模な土木作業を必要とするため、一部に自然破壊との批判もあり、また理解者の金銭的支援が受けられなくなった70年代には後退。日本語で読めるこの動向のまとまった紹介文献としてはJ・バーズレイの『アースワークの地平——環境芸術から都市空間まで』（三谷徹訳、鹿島出版会、1993）がある。
（暮沢剛巳）]]></description>
         <link>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_624.html</link>
         <guid>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_624.html</guid>
         <category>あ</category>
         <pubDate>Tue, 27 Jun 2006 17:24:27 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アーティスツ・ブック</title>
         <description><![CDATA[紙を主とした諸素材を使用し、印刷、シルクスクリーンなどの版画技法、写真もしくはペインティング、コラージュなど、またそれらの混合によってつくられたものを編集し制作される。
1973年ムーア美術大学で開催された「アーティスツ・ブックス」展がこの種の作品へのインタレストをつくる重要な契機として挙げられる。また同年「スタジオ・インターナショナル」誌上でクリーヴ・フィルポット（当時MoMA図書館司書）が「ブック・アート」という同義語を論文内で使用している。
「本という形状に従った作品」を指示するものとして理解されがちであるが、20世紀における芸術作品のメディウムや形式の拡張に伴って現われたひとつの技法として認識するほうが、この技法の可能性を理解するのに役立つといえよう。本という形式の多様性、もしくは、それとの対応関係によって分析するだけでは解釈として不十分だといえる。
 先駆的な作家としてはウィリアム・モリスが挙げられる。また、20世紀初頭のマルセル・デュシャンの「グリーン・ボックス」などに見られるコンセプトはその後の展開へ強い影響を与えたといえる。<br>
 以降、ポップ、<a href="../a_j/conceptual.php" >コンセプチュアル</a>、<a href="../k_t/performance.php" >パフォーマンス</a>・アートなどに代表される作家たちによって、展示、発表の形式をめぐる問題をはじめ流通システムと作品受容などとの関連といった射程を含みつつ積極的に展開される。
（森大志郎）]]></description>
         <link>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_623.html</link>
         <guid>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_623.html</guid>
         <category>あ</category>
         <pubDate>Tue, 27 Jun 2006 14:51:21 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アーティスト・イン・レジデンス</title>
         <description>アーティストが一定期間滞在し、創作活動ができる施設や機関の名称。制作の支援やワークショップの実施、あるいは国際交流や文化振興など、施設によってその目的は多岐にわたる。欧米で1970年代に普及しはじめたこの制度は、今では「パトロン」の現代的形態としてすっかり定着し、多くのアーティストにとっては、有意義なスカラシップ・留学制度であると同時に、その滞在歴が展覧会歴や受賞歴と同様キャリアの評価基準という一面も持つようになった。一般には、民間企業が出資する施設が多くを占めるアメリカと地方自治体等の公的機関が活動の中心を担うヨーロッパという区分が成り立つが、運営の主体や形態もまたさまざまで、多数の応募が殺到する有名施設への滞在は当然のように難関である。遅ればせながら、日本でも最近になってこの事業に取り組む地方自治体が現われはじめたが、まだまだ絶対数に乏しく、また情報の公開も進んでいないため、助成が事情に精通した一部のアーティストに集中するなどの弊害が指摘されている。
（暮沢剛巳）</description>
         <link>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_622.html</link>
         <guid>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_622.html</guid>
         <category>あ</category>
         <pubDate>Tue, 27 Jun 2006 14:50:43 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アート・アズ・アート</title>
         <description><![CDATA[「芸術としての芸術」、つまり字義通りには、完全に自律的で、また自己完結的な芸術のこと。ただこの「アート・アズ・アート」というフレーズは、アド・ラインハートが1958年から次々に発表した一連のエッセイ（「アート・アズ・アート」シリーズ）と関係が深く、彼の立場を考えにいれておく必要がある。19世紀以来の「芸術のための芸術 （art for art's sake / l'art pour l'art）をいう立場、そして「純粋な芸術」や「<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat51/post_53.html" >モダニズム</a>」という思潮。ラインハートの「アート・アズ・アート」とはそのすべてを統合したものとも言えるだろう。芸術の絶対的な自律性と抽象絵画によるその実現という彼の主張は、そのほかをかえりみない徹底ぶりのために、いまではほとんど近代の芸術理論を戯画化したもののように見えることさえある。ただ、ラインハートの理論ならではの特徴として、特にその呪文めいた言い回しの多用など、テクスト全体がほとんど秘教的な雰囲気を帯びているということがある（そして彼の絵画作品がそうした印象をいっそう強める）。これにはモンドリアンやマレヴィッチに関心をよせ、やがて東洋思想に深く傾倒するようになる、彼のバックグラウンドが反映している。
（林卓行）]]></description>
         <link>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_621.html</link>
         <guid>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_621.html</guid>
         <category>あ</category>
         <pubDate>Tue, 27 Jun 2006 14:50:09 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アート・アンド・テクノロジー</title>
         <description><![CDATA[広義には、オットー・ピーネが1957年デュッセルドルフに設立した「<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat78/post_447.html" >グループ・ゼロ</a>」、1960年にパリで設立された「視覚芸術探求グループ」、ロバート・ラウシェンバーグらが1966年にニューヨークに設立した組織「<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat11/eat_1.html" >E.A.T.</a>」など、1950年代末から1960年代にかけて相次いで生まれた、アートとテクノロジーの融合を目指すグループの活動を指し、<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat79/post_476.html" >キネティック・アート</a>やライト・アートとの関連で語られることも多い。しかし、より限定された意味では、活動規模や期間の点で際立っていた「E.A.T.」の活動を指す。モダン・アートとテクノロジーの関係を遡れば、今世紀初頭の<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat54/post_70.html" >未来派</a>、<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat70/post_283.html" >ダダ</a>、ロシア<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat76/post_426.html" >構成主義</a>に先例を見出せるが、戦前のこれらの運動におけるテクノロジーの扱いは、賞賛にせよ風刺にせよ、概して絵画、彫刻といった従来の美術表現の枠内での新たな題材の域を出るものではなかった。これに対して、冒頭に挙げた一連のグループは、電子テクノロジーに代表される当時の科学技術の発展を背景に、まったく新しい美術表現を、先端的な科学技術や工業製品そのものに求めようとした点が大きく異なる。こうした理念に基づいて制作された彼らの作品は、電子部品や工業的な素材を用いて、光、音、動きで観客を包み込むような空間を演出するという点に特徴があり、現代の<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat11/post_560.html" >インスタレーション</a>やデジタル・アートに先鞭をつけたと言うことができる。
（木戸英行）]]></description>
         <link>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_620.html</link>
         <guid>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_620.html</guid>
         <category>あ</category>
         <pubDate>Tue, 27 Jun 2006 14:49:33 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title><![CDATA[アート&amp;ランゲージ]]></title>
         <description><![CDATA[1970年代に起こった、言語という形式の中にアートの可能性を追求しようとした美術運動。J・コスース、T・アトキンスン、D・ベインブリッジ、M・ボールドウィン、M・ラムズデンといったアーティストのほか、M・トンプソンのような音楽家も参加。当初機関誌『フォックス』を発刊するかたちでスタートした彼らの運動は、やがて自らの言語や行為をテープやマイクロフィルムに記録した作品へと展開、その実験の先鋭性を強めていった。アート&ランゲージは当時の<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat76/post_407.html" >コンセプチュアル・アート</a>の一環として語られる運動だが、中心人物のコスースが『フォックス』誌で<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat81/post_522.html" >『オクトーバー』</a>誌を敵視した論陣を張るなど、言語を素材とするこの運動はその理論と実践とが絶えず表裏一体の関係をなしていた。左翼的な傾向の強かった『ザ・フォックス』誌の理論的内紛が原因で、アート&ランゲージもまたメンバー相互の仲違いが生じて分裂するが、ボールドウィンとラムズデンは、その後もアート&ランゲージを名乗る絵画を発表、コスースはそれを痛烈に批判した。
（暮沢剛巳）]]></description>
         <link>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_619.html</link>
         <guid>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_619.html</guid>
         <category>あ</category>
         <pubDate>Tue, 27 Jun 2006 14:48:50 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>『アート・イン・アメリカ』</title>
         <description>1913年創刊のアメリカの月刊美術雑誌。アメリカ国内のコンテンポラリー・アートのムーヴメント、およびその作家の紹介を中心とした内容。45年以降世界各国で、自国のアート・シーンを取り上げ、紹介することをねらいとした出版物が多く世に出されたが、それらの多くがこの『Art in America』を模して作られた。現在の内容は、アメリカ国内のみならず、世界のアートシーンに関する情報を提供する雑誌として、展覧会のレビューや開催予定のスケジュール、話題のアーティストの紹介や関連図書などの情報も掲載している。
（中島律子）</description>
         <link>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_618.html</link>
         <guid>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_618.html</guid>
         <category>あ</category>
         <pubDate>Tue, 27 Jun 2006 14:48:18 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アートキャンプ白州</title>
         <description><![CDATA[1988年以来、毎年8月に山梨県白州町横手・大坊地区で開催されているアートキャンプ。92年までは「白州・夏・フェスティヴァル」と称しており、翌年より現行名称となった。このアートキャンプは、同町に拠点を置く舞踏資源研究所（代表・田中泯）とアート・プロデューサーの木幡和枝が中心になって運営されており、舞踏の<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat60/post_187.html" >パフォーマンス</a>公演を中心に、美術、演劇、音楽、映像などさまざまな<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat74/post_350.html" >ジャンル</a>の表現活動がワークショップや<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat76/post_411.html" >コラボレーション</a>といった形で行なわれる。また、参加アーティストの多くが同町に定住して農業を営んでいることから、多くの表現に農業が取り入れられていることも特徴のひとつ。会期中は多くのアーティストが各国から来日・滞在し、また一般参加者もその多くが同町内の民宿やキャンプ場に宿泊するなど、白州はさながらアーティスト・イン・レジデンスの様相を呈する。なお、文化助成金によってファウンドレイジングされたアートイヴェントの草分けでもあったこのアートキャンプは、1998年をもって終らした。
（暮沢剛巳）]]></description>
         <link>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_617.html</link>
         <guid>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_617.html</guid>
         <category>あ</category>
         <pubDate>Tue, 27 Jun 2006 14:47:46 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>『アート・ニュース』</title>
         <description><![CDATA[1902年創刊のアメリカの美術雑誌。月刊誌（8月以外）。当初からアメリカ国内を中心とした、<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat77/post_430.html" >現代美術</a>の紹介を主として行なっている。特に抽象表現主義の初期には、いち早く、どの雑誌よりも多くの紙面をその紹介と<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat69/post_274.html" >抽象表現主義</a>のアーティストのさまざまな活動のドキュメントにさいており、時代の前衛的な美術のムーヴメントに対し、積極的な姿勢で取り組んでいる。現在は、よりグローバルな視点から世界のアート・シーンを伝えている。特色ある内容としては、「The World's Top 200 Collector」で、これは毎年夏の号で組まれる特集である。世界中のトップコレクターを、名前、職業、コレクションのジャンルなどを盛り込んでリストアップしており、各回ベスト10、国別、エリア別などと視点を変えながら紹介している。
（中島律子）]]></description>
         <link>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_616.html</link>
         <guid>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_616.html</guid>
         <category>あ</category>
         <pubDate>Tue, 27 Jun 2006 14:47:07 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アート・フェア</title>
         <description><![CDATA[アート・ディーラー、コレクター、美術関係者の交流の場として開催される美術の見本市。一般の美術愛好者に公開されてはいるが、ビエンナーレやドクメンタといったアート・イヴェントに比べ、統一キュレーターやテーマなどを掲げずに、多くの場合大都市のメッセ会場で各ディーラーが取り扱う作家の作品を個別に展示し、美術市場の発展を主目的とする点で異なる。ジャンルや参加者の対象（国内等）を限定した見本市は古くからあるが、国内外から数十カ国、数百の画廊が参加し、数日間で万単位の動員をはかる国際的な近現代美術のアート・フェアの隆盛は、航空輸送による迅速な搬送と、ディーラー間の迅速な世界規模での情報交流が可能となったことによる。ケルン（Art Cologne/ 1967−）やバーゼル（ART BASELまたはTEFAF: The European Fine Art Fair/1969−）といった代表的なアート・フェアは60年代に始まっているが、これはニューヨークのディーラー、<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat16/post_5.html" >L・カステリ</a>がもたらした美術取引に対する新しいアプローチの導入、すなわち同時代の若手作家の作品を流通させるために各国間ネットワークを形成するという手法と期を同じくする。アート・フェアは超都市次元で開催される非権威的な「現代美術館」であるとする評価が成立する一方で、各フェアは新味を模索して特別展や新セクションを立てている。上記以外の主要なものとしてはニューヨーク（国際美術フェア）、ロサンゼルス（ART/LA）、ベルリン（ART FORUM BERLIN）、パリ（FIAC）など。なお、日本では1990、91年に東京・晴海で「東京アートエキスポ」、92−95年に横浜で「NICAF国際コンテンポラリーアートフェア」（95年よりフェスティヴァル）が開催された。
（三本松倫代）]]></description>
         <link>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_615.html</link>
         <guid>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_615.html</guid>
         <category>あ</category>
         <pubDate>Tue, 27 Jun 2006 14:46:28 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>『アート・フォーラム』</title>
         <description><![CDATA[1962年、ジョン・アーヴィンがサンフランシスコで創刊した月刊の美術雑誌。67年、編集者フィル・リーダーが発行元をニューヨークに移したことにより、カリフォルニアの地方性を脱し、ニューヨークを中心とするアメリカのアート・シーンの変遷を写しだしていくこととなった。正方形の版型に図版を豊富に掲載しながら、<a href="contemporary_art.php" >現代美術</a>を扱う討論の場、「フォーラム」として、美術批評家だけでなくアーティストたちにも発言の機会を与えてきた。美術の概念の変化とともに、80年代以降は、イングリッド・シシー、イダ・パニチェリ、ジャック・バンコフスキーらの編集者により、宗教、人種といった芸術を取り巻く社会や政治にまでその視野を拡大しながら、芸術の社会的な役割を問い直している。 
（柴田勢津子）]]></description>
         <link>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_614.html</link>
         <guid>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_614.html</guid>
         <category>あ</category>
         <pubDate>Tue, 27 Jun 2006 14:45:57 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アート・マネージメント</title>
         <description><![CDATA[アート・マネジメントとは、広義には、芸術家などの創造性、それを享受するオーディエンスやコミュニティ、およびそれらを支える資本、という芸術文化活動をめぐる要素間それぞれの連携、接続を機能させるシステム全般を指す。この用語の歴史はまだ浅く、アメリカでのアートマネージメント教育は、60年代半ばのNEA創設に端を発する。公的な芸術基金が制度化されるに伴い、支援を受けた芸術機関に、社会に対するアカウンタビリティが求められた結果、アートマネージメントの必要性が唱えられ始めたのである。しかし、各国の政治、伝統により芸術文化機関の組織、運営制度が異なるように、アート・マネジメントもまた、各地の文化状況、政治によって多様に理解されているのが現状で、共通の見解を模索するよりも、各々の状況に応じた独自のマネジメントを作り上げることが肝要である。日本においても90年代に入ってから、<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat52/post_61.html" >メセナ</a>や文化政策といった言葉とともにさかんに文化関係者の間で口にされるようになり、企業、教育機関での講座開講数も増えているが、その多くが過剰供給された文化施設の運営、マーケティング、広報のノウハウを云々する、ミクロな経営術の伝授にとどまっているのが現状と言え、欧米のそれとは明らかに成熟の度合いを異にしている。
（宮川暁子）]]></description>
         <link>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_613.html</link>
         <guid>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_613.html</guid>
         <category>あ</category>
         <pubDate>Tue, 27 Jun 2006 14:45:17 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アートレス</title>
         <description><![CDATA[近年、美術家の川俣正が提唱し続けている概念。言葉そのものは「既存の美術言語や流行、美的価値や社会的な規範からなる常識的言語に裏打ちされた『美』なるもの全般に対する懐疑」や「アートそのものに対しての存在意義を問う」（『アートレス——マイノリティとしての現代美術』）ことを意味している。アートに対する盲目的な信仰を意味する「アートフル」と対で用いられることが多いが、かといってニヒリスティックな<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat60/post_174.html" >反芸術</a>志向を強調するのではなく、あくまでもアートと社会とのバランスを強調することに主眼が置かれている。<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat77/post_430.html" >現代美術</a>が「マイノリティ」であることを自認し、都市の内部に寄生的な<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat11/post_560.html" >インスタレーション</a>を展開する作業を続けてきた川俣ならではの発想であり、アートに対する盲目的な信仰はもちろん、ポピュラリティにおもねようとするアートの安易な社会化に対しての批判も窺うことができるだろう。アートと社会の緊張関係を重視した貴重な提言である。
 （暮沢剛巳）]]></description>
         <link>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_612.html</link>
         <guid>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_612.html</guid>
         <category>あ</category>
         <pubDate>Tue, 27 Jun 2006 14:44:33 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アート・ワールド</title>
         <description>広義には芸術に関連したあらゆる「場」のこと。このなかには美術家、美術評論家、ギャラリー、美術館、アマチュアの画家、絵画教室等全てを含む。狭義ではアート・ワールドはアート・シーンと対照される。この場合、アート・ワールドは美術の歴史をふまえ、常に同時代に対して意識的に発言する「場」であり、その時代の芸術に規範として働くと考えられる。一部の“権威ある”芸術家や評論家、画廊、美術館等がこの「世界」に含まれる。一方、アート・シーンはそれ以外の、芸術に関連した「場」全てである。この区分けには、美術市場などの経済的な要素も影響している。ただし絶対的な差異が常にアート・ワールドとアート・シーンのあいだに存在しているわけではなく、とりわけ1990年代以降アート・ワールドという言葉から規範的な力がなくなりつつあるように思われる。
（苅谷洋介）</description>
         <link>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_611.html</link>
         <guid>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_611.html</guid>
         <category>あ</category>
         <pubDate>Tue, 27 Jun 2006 14:42:34 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アーモリー・ショー</title>
         <description><![CDATA[1913年ニューヨークで開かれた「国際現代美術」展（2月17日−3月15日）の通称。レキシントン街にある第69連隊の兵器庫（Armory）で行なわれたため、この名で呼ばれる。展覧会を組織したのは、「ナショナル・アカデミー・オブ・デザイン」に異議を唱えるかたちで12年に創立された、「ジ・エイト」のメンバーであったA・B・デイヴィスを会長とする「アメリカ画家彫刻家協会」。協会は、それまでの現代アメリカ芸術の展覧会よりも、より包括的で大きなものを企画し、またそれは同時期のヨーロッパ芸術と照らし合わされるべきであるとの考えから、12年ヨーロッパでの調査旅行を行なった。そして、当地でデュシャン兄弟を含めたパリの<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat6/post_604.html" >アヴァンギャルド</a>の作家たちや画商ヴォラールと出会い、このことが「アーモリー・ショー」の性格をより明確にした。「アーモリー・ショー」では全体で約1600点もの作品が展示されたが、そのうちの3分の2はアメリカ人による作品、残りの約500点余りがJ＝A・D・アングル、E・ドラクロワからH・ドーミエ、C・コローを経て&Eacute;・マネへと至るフランス芸術の流れや象徴派、そしてより新しい動向である<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat79/post_469.html" >キュビスム</a>や後期印象派、<a href="http://www.artgene.net/dictionary/cat58/post_141.html" >フォーヴィスム</a>といったヨーロッパの作品である。なかでもデュシャンの《階段を降りる裸体 No.2》は論争を起こすほどの話題となった。アメリカの批評界における「モダン・アート」の語に肯定的な意味を与えるほどまでに影響力の大きかった展覧会である。
（保坂健二朗）]]></description>
         <link>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_610.html</link>
         <guid>http://www.artgene.net/dictionary/cat157/post_610.html</guid>
         <category>あ</category>
         <pubDate>Tue, 27 Jun 2006 14:41:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
   </channel>
</rss>
