特集

2011.04.19

“パンダ”フルなアート&デザイン!

テーマ:トレンド  | カテゴリー:

“パンダ”フルなアート&デザイン!のメイン写真

≪マン・イン・オン・零 ~indepandance day~≫ 2011年 ボールペン、アクリル絵の具

上の作品は、映画『independence day』にインスパイアされたもの。「パンダのUFOがやってきて、珍しいものをなんとなく捕獲していく」。そんな様子を描いたこの一枚では、パンダ横綱が土俵入りする最中に観客らが捕獲されている。かなり、“へんてこ”だ。

「実は、私はリアルなパンダを見たことがありません。見てしまうと描けなくなってしまうのではないかという不安(?)もあります。自分の頭にリアルな画像を入れてしまうことで、脳みそのなかの私なりのパンダの解釈が崩れてしまう。それを恐れているからなのかもしれませんね。この先も、本物のパンダを見ることはないかもしれません(笑)」

確かに、あごぱんさんの描くパンダの容姿は、実物にはほど遠い。極端に小さい、目の周りのクマ。体のシマの位置も、ちがう。自身が語るように「見ていないから描けたキャラクター」なのだろう。

“パンダ”フルなアート&デザイン!のサブ1写真【大】

≪フクロ・パンダ≫≪フスマ・パンダ≫ 2008年 ポスターカラー、パステルなど

人気者のパンダだけに、パンダキャラクター自体は珍しくない。キャラ乱立の激戦区において、「“ゆるキャラ”のくくりに入りたくない。誰が見ても『あごぱんのパンダだ!』と認識できるような、究極のオリジナリティがある作品をつくり続けたい」というのが、あごぱんさんの強い意思だ。

  • “パンダ”フルなアート&デザイン!のサブ2写真【小・左】

    あごぱんさんのセルフポートレイト。

リーリー&シンシン人気と共に、熾烈な争いの始まりを予感させるパンダアート界。2人の活躍にも、期待したい!

(文/あつしな・るせ)

インフォメーション
あごぱん。パンダ絵師。1979年、鹿児島生まれ。鹿児島在住。奇妙なパンダのキャラクターのみを描くイラストレーターとして活動するほか、企業PRイベントのアートディレクター、アーティストとしてギャラリー・トリニティ(東京)の所属作家として活躍の幅を広げている。「あごぱん」は、描き損じて「あご」の割れたパンダのイラストに由来。

ツイッター
http://twitter.com/AGOPANDA
ウェブサイト
http://web.mac.com/rocklife1
ギャラリー・トリニティ(東京)
http://www.g-trinity.com/

個展開催予定
開催期間 2011年6月11日(土)~2011年6月24日(金)
会場 ホワイトギャラリー(鹿児島市)
http://www.white-gallery.com/top.html
お問い合わせ先 099-248-3904