Title:キタシロサイ
2024/1/12
分類:奇蹄目サイ科
英題:Northern White Rhinoceros
「風前の灯火」
アフリカに生息しているサイの一種、シロサイは日本の動物園やサファリパークでも飼育されていますが、それは全て南アフリカ産の「ミナミシロサイ」です。
ここではかつて中央~東アフリカに生息していた「キタシロサイ」について紹介します。
キタシロサイは他の種類のサイと同様に、角を狙った人間による乱獲のため絶滅の危機に陥りました。
このキタシロサイのケースはとても深刻で、密猟の横行や生息地で内戦が起こり保護活動が出来なくなったこともあり、内戦が収まった頃にはほぼ姿を消していました。最近最後の雄が死亡したことにより雌が2頭残るのみとなり、絶滅は時間の問題となってしまったのです。
またその残った雌のキタシロサイの卵子を使い受精卵を人工的に作成することに成功し、それをサンディエゴ動物園のミナミシロサイに代理母になってもらい産ませる計画があるとのことですが、果たしてこれが吉と出るか凶と出るか・・・。
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