Title:普賢曼荼羅
2023/2/2
普賢菩薩は釈迦の右側に立つ脇侍の仏である。左脇侍の文殊菩薩の智慧に対し、仏の慈悲行を表している。独尊の場合はたいてい白象の上で座すことが多い。普賢菩薩にとっては白象がそのアトリビュートである。私の象は青いが、象といえば普賢菩薩である。日本で曼荼羅といえば、空海の「金剛界曼荼羅」と「胎蔵曼荼羅」が有名である。サンスクリットの「mandala」が語源で、仏教の根本思想を表している。その特徴が円形・対称性・閉鎖性である。そこで菩薩光背にはチベット仏教の砂曼荼羅で有名なタンカ曼荼羅をモチーフに選んだ。それらのイメージを合体させ構成した。仏の慈悲が皆に降りんことを祈りたい。
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