Artgene

少年時代からずっと目を閉じると脳の中に不思議な模様が映ります。「私の脳に映る模様」という幻視を研究し、模様を類似的イメージで「外化」し、それを「インタビジョン」と名づけました。模様を積極的に可視化し開放する。少年時代の思い出をリラックスな世界へと「変化」させ操作可能にすること。私の特徴とし「外化」というパスワードを使って現実の世界へ顕在化する。そしてアート作品として昇格させること、それが作品としての変容です。自己の枠組みからいつで自由に飛び立つことが出来るように、作品の完成度も大切ですが、「私の脳に映る模様」から多様性のある世界を引き出してみると、また一つ気づきのスイッチが入ります。完成されたものにいつまでも頭を垂れていては未来の備えが出来ませんが、こうして変換した創造的対象物「インタビジョン」をご覧いただけることを嬉しく思っております。

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