Title:瑞祥七福神 寿老人図
2026/1/20
本作は、七福神を主題としたシリーズ《瑞祥七福神》の一作として制作した作品です。
寿老人は、延命長寿と健康、そして穏やかな人生の歩みを象徴する神として信仰され、長い時を静かに生きる知恵と徳を備えた存在として親しまれてきました。
画面背景には、朝日や夕日を思わせる円形を配し、一日の始まりと終わり、そして時が絶えることなく巡り続ける様を表しています。その円の上には吉祥の象徴である鶴を描き、長寿と祝福の意味を重ねています。本シリーズでは、この鶴を共通の意匠として取り入れています。
寿老人の左手には知恵と経験の象徴である巻物を、右手には大きな酒を満たした盃を持たせています。また、腰を掛け、鹿に寄り掛かるような姿で描くことで、長寿と自然との調和、無理なく時を重ねる在り方を表しています。足元には宝珠や小判を配し、長い年月の中で静かに積み重ねられていく福徳の姿を重ねています。
本作は、七福神信仰における寿老人の意味を一図として表した作品です。住まいの空間に、健やかな日々と穏やかな時の流れを願っています。
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