Title:瑞祥七福神 弁財天図
2026/2/4
本作は、七福神を主題としたシリーズ《瑞祥七福神》の一作として制作した作品です。
弁財天は、音楽や芸能、学問、言葉、そして財を司る神として信仰され、才覚や感性、物事を円滑に巡らせる力を象徴する存在として親しまれてきました。
画面背景には、朝日や夕日を思わせる円形を配し、時が移ろいながらも絶えることなく巡り続ける様を表しています。その円の上には吉祥の象徴である鶴を描き、清らかな気配と祝福の意味を重ねています。本シリーズでは、この鶴を共通の意匠として取り入れています。
弁財天は琵琶を抱え、弦を奏でる姿で描いています。足元には、弁財天の使い(眷属)または化身とされる白蛇を配しています。白蛇は、金運・財運や芸事、知恵、弁財天が司る水や豊穣の象徴として、日本各地の弁財天を祀る神社で崇敬されてきました。また、宝珠や小判を添えることで、才や表現がやがて実りとなり、穏やかな福へと結びついていく姿を重ねています。
本作は、七福神信仰における弁財天の意味を一図として表した作品です。住まいの空間に、感性と巡りが整い、日々の営みが円滑に進んでいくことを願っています。
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