Title:Where Jazz Lingers
2026/9/11
古本の街、東京・神保町の路地裏。
扉を開けると、そこは時間の流れが少しだけ遅くなる場所。
そこには、レコードとジャズの記憶が静かに息づくJazz Cafeがあります。
この店のマスターは、かつてニューヨークでジャズ・レコードを扱っていました。日本へ戻ってからは九段下でレコード店を営み、その後、ここ神保町でJazz Cafeを始めました。
店内にはGarrardのレコードプレーヤーと真空管アンプ。そこから流れる音を受け止めるのは、名機 JBL Lancer 99。古いレコードに針を落とせば、柔らかく、深みのあるジャズが静かに店内を満たしていきます。定期的にアーティストを迎えてJazz Liveも行われるこの店には、音楽を聴くためだけではない、独特の時間が流れています。木のカウンター、柔らかな照明、並べられたボトルやジャズにまつわる品々。
外の街では人々が行き交い、時間が慌ただしく過ぎていく。
けれど、このカウンターの内側では、時間がほんの少しだけ速度を落とす。ジャズが流れ、時間がゆっくりほどけていく。
そんな、ジャズが流れる特別な時間を閉じ込めるように、この一枚を撮りました。
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